天皇賞秋予想|2016年|注目穴馬-サトノクラウン
【PR】競馬予想はプロ予想無料で馬券予想GET-天皇賞(秋)が熱い
福永手応え!クラウン一発の予感
【G1ドキュメント=27日】天皇賞に出走する栗東組は全て水曜に追い切っており、この日は騎乗するジョッキーを取材するチャンス。寺下はG1で2戦連続連対中の福永を待った。朝一番の調教から引き揚げてくると、報道陣が取り囲む。
鞍上は秋華賞をヴィブロスで優勝、先週の菊花賞も9番人気のレインボーラインを2着にエスコート。「えらい人気なかったな。展開は何パターンか想定していた。前半で折り合いがついていれば、ビューンと行けたかも」と振り返った。
“絶好調男”は天皇賞でサトノクラウンに騎乗する。コンビを組んだ新馬、弥生賞は2戦2勝と好相性。「新馬戦のパドックで乗った時に“走る”と思った。他の出走馬にも乗っているけど、ヒケは取らないと思う」と手応えを口にする。
デビュー3連勝を飾り、皐月賞(6着)では後の2冠馬を抑えて1番人気に支持された逸材。ダービーでも3着と世代上位の能力を秘めている。「ドゥラメンテとも走っていたし、平均的にレベルの高い馬。宝塚記念(6着)も、いい手応えで回ってきてた。うまく立ち回れれば、上位も狙えると思う」と意気込む。
2頭出しの堀厩舎は年度代表馬のモーリスが注目されるが、“2頭出しは人気薄を狙え”という格言もある。「堀先生から“状態は悪くない”と聞いている。悪い時は悪いと言うてくるし、休み明けでもじっくり馬をつくる厩舎。心配していない」と全幅の信頼を置く。鞍上の好感触から、寺下は一発あるなと「☆」印を打った。
サトノクラウンはWコースでベルキャニオン(5歳1600万)を先行させてからスタート。4角で進路を外に取ると、しっかり馬体を併せて4F54秒6~1F13秒2で併入。橋本助手は「調教で気を抜くところがあるのでブリンカーを着けた。行きっぷりもよく、しまいはしっかりしていた」と効果を実感。本番は引き続きチークピーシーズで挑む予定で、「昨年(17着)は状態が整っていなかったので参考外。東京コースはベストの条件なので期待している」と巻き返しへ力を込めた。