ベストレコードの予想が熱いz
無料だからこそできる予想サイトwwwww
“シン・マカヒキ”の公開だ。昨年のダービー馬マカヒキ(牡4、友道)が京都記念(G2、芝2200メートル、12日)で始動する。昨秋の凱旋門賞14着以来4カ月ぶりの復帰戦。(1)身体面(2)精神面の両方で、さらなる進化を果たした。鞍上も“世界一”ライアン・ムーア騎手(33=英国)を迎える。昨年の年度代表馬キタサンブラック(牡5、清水久)との初対戦が予定される大阪杯(G1、芝2000メートル、4月2日=阪神)へ真の力を発揮だ。
心身ともに進化したダービー馬マカヒキが好発進を決める。全休日の6日は厩舎で静養。馬房の左奥で寝るルーティンは相変わらずだ。その一方で、その身体と精神には確かな成長がみられる。誰よりも愛馬を知る担当の大江助手は、目を細めながら両面のレベルアップを解説した。
(1)身体面
大江助手 き甲が出てきたり、肩幅が広くなったり、見た目がゴツゴツしてきた。体重はそんなに変わらないけど、オトナの骨格になってきた。まだ成長しそうな感じもある。
「き甲」とは首の付け根部分の隆起を指し、成長の証しとされる。胴回りもボリュームを増した印象で、鹿毛の馬体には迫力と貫禄が備わってきた。
(2)精神面
凱旋門賞では向正面で行きたがるそぶりを見せるなど、意外な姿を見せた。それでも、明け4歳を迎えて内面も成熟してきた。
大江助手 (凱旋門賞は)あいつらしくない走りだった。世界のトップレベルになると、それだけで大きなマイナスになる。もともとパドックでも最初の何周かはカッカしたりしていた。今は前よりも動じなくなり、さらにドシッとした。
仕上がりも文句なしだ。1月7日に早々と帰厩して乗り込まれ、先週2日にはCウッドの3頭併せで6ハロン80秒2-11秒5と抜群の伸びを披露。友道師も「ペースが遅かったけど折り合っていた。反応も良く、最後もしっかり伸びていた」と合格点をつけた。春は国内に専念して、新G1の大阪杯を当面の目標とする。前哨戦とはいえ、ぶざまな姿は見せられない。
鞍上には新コンビのムーア騎手を迎える。誰もが認める世界NO・1。大江助手は「日本の競馬もよく見ていて(マカヒキのことは)弥生賞の時から知ってたみたい」と、テン乗りも心配していない。「最強世代」の名声を固めつつある新進気鋭4歳勢の真打ち。“シン・マカヒキ”が真価を発揮する。【太田尚樹】