JRAに16年ぶりに誕生し女性ジョッキー藤田菜七子騎手(18=根本)は今週も中山で騎乗する。自厩舎のループドライブ、セラグリーン(土曜2R、日曜4Rのどちらか)に加え、現段階で他厩舎からも3頭の依頼が届いている。
また15日の高知競馬では交流競走はりまや盃のハナリュウセイ(せん5、根本)を始め、現段階で5頭に騎乗する予定だ。来週以降も交流戦を含めて続々とオファーが来ており、いつ初勝利を挙げてもおかしくない状況だ。この日は美浦トレセンで4頭の調教に騎乗。「いろいろな競馬場で乗って勉強したい」と話していた。
藤田菜七子騎手、浦和競馬にも参戦予定
JRAで16年ぶりに誕生した女性騎手の藤田菜七子(18)=美浦・根本厩舎=が、24日の浦和競馬にも初めて参戦する可能性が出てきたことが9日、分かった。騎乗を予定しているレースは出走馬の抽選があるため出走は確定していないが、いまのところJRA所属馬2頭の依頼を受けている。
先週の中央デビュー戦で2着と存在感を示した菜七子は、今週の中山競馬でも9日現在で5鞍に騎乗する予定。さらに、来週は19日の中京競馬に初めて参戦する。また、15日の高知競馬ではすでに地元から4頭の依頼を受けているように、菜七子フィーバーは拡大している。菜七子は「競馬場ひとつひとつでそれぞれ特徴が違うので勉強になります。どこでも乗りに行きます」と新たな挑戦を楽しみにしていた。